そろそろ本気で終わりが見えてきたので少しでも繋がりを大切にしようと願う性騎士のブログです!
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~遠い未来の適当なお話~

超寿命化が進み人口が増え続け、CO2削減に失敗した人類。

各国が資源の奪い合いを行い、核が世界中を飛び回っていた。

陸地が形を変え続け、世界地図は存在価値がなくなった。


それから290年・・・


やがて空は黒い雲で覆われ、人類は滅亡の時を迎えようとしている。


そんな中でも生き残った人間は木や土を食べ、地球を美化すべく

力を合わせて生きていた。


とある集落。

他に集落があるかは分からない。

もしかしたら最後の生き残りかもしれない。

言葉はあれど石器時代のような生活をしている我々の子孫達。

100人程の人間が集まって暮らしていた。



その集落より200km程離れた断崖絶壁の崖の上に小さな教会があった。


一人の神父と、小さな娘が暮らしていた。

この二人は親子ではない。だが、絆は普通の親子よりも深かった。


神父は名をシェパニャーといい、娘はクインメーという。



遠く離れた集落や村からでも人々は、この教会に足を運んでいる。

シェパニャーは神父ながら人なつこく、犬だ犬だ!とよく言われていた。

教会の地下にある書物庫でよく本を読み、そのままヨダレを垂らしながら

寝ていた。

こんな時代だからこそ人々は信仰を深め祈りを捧げていたのだろう。

人間だけの力ではもう切り開けないこの世界は絶望に満ちていた。

そんな彼らを導くのが、このシェパニャーだった。

朝は太陽がうっすらと見える前に目覚め、畑を作り

太陽が昇り、暗くなるまで神父を務め、その後も畑を耕し

夜はクインメーに愛情を注いだ。

作物は殆ど育たないが、収穫は0ではない。

その少しの恵みでさえ祈りに来た人々に分け与えてしまう。


いつもシェパニャーはクインメーに言っていた。

もうしわけない。すまない。分かってくれ。


娘は分かっていた。

誰よりも働き、誰よりも祈り、誰よりも自分を愛してくれるのがシェパニャーだと。

クインメーも朝は弱いが、いや、本当に朝に弱いが、うん。

本当に本当に朝に弱いが、起きた後は畑に行って水をやった。

幼きに空腹は耐えがたかったが、我慢は覚えた。


また、シェパニャーは自分が食わずとも僅かな食料を与えてくれていた。

それも分かっていた。


クインメーは、祈りに来ては自分達から食料を奪っていく人々が許せなかった。

シェパニャーにも打ち明けたが、取り合ってはくれなかった。

こんな時代だから仕方がない。お前さえ立派に成長してくれれば何も望まない。

私は一人じゃない。これがどんなに幸せな事か・・・

そういって抱き締めてくれていた。




とある日、娘が朝から祈りに来た人に怒りを爆発させた。

祈った後、少しの作物を手にシェパニャーに対して舌打ちをしたのだ。

笑って誤るシェパニャー。

娘はその人を教会の外で怒鳴りつけた。

すると首根っこを掴まれ散々引きずり回されたあげく川に突き落とされた。

クインメーは泳げなかった。

シェパニャーは祈りの時間なので外に出ることはない。

突き落とした人はもう姿も見えない。

クインメーは自分の非力さに腹が立って仕方が無かった。

濁流の中、歯を食いしばり自分の命の心配よりも、怒りに満ちていた。

やがて気を失った。


その晩、シェパニャーが神父の役目を終え、畑に出た。

いつもなら、芽を出した食物の隣にちょこんと座り、歌を歌っているのに

そのクインメーの姿が見えない。

耕具入れの中にもいない。畑の隅から隅まで探しても教会も地下の書物庫も

どこを探してもいないのだ。

シェパニャーは叫び続けた。

美しい色をしたヒラヒラと飛ぶ昆虫でも追いかけて森にでも行ってしまったのか。

どこかで遊びつかれて寝てしまったのか。



絶壁の下は海で激しい波飛沫が飛んでくる。こっちに来るはずはない。

昔、崖から身を乗り出して遊んでいてシェパニャーは娘をぶった事があった。

手を出したのは、道端に捨てられていた赤子を拾ってからその一度きり。

危険性はもう十分に分かっている年だし、こっちには来ない。


だとしたらやはり、森の中だろうか。


教会から太陽の沈む方向にキランドという森がある。

昔は頭蓋骨から羽を生やした化け物が飛び交っていたが、食料である人口も減り

絶滅している。


シェパニャーは娘の名を叫びながら走り続けた。

夜の暗い森の中を、10時間ほど走り続けた時、シェパニャーは倒れた。

もう1年以上ろくに食べていない。

シェパニャーは一人、地に伏しながら闇の中で祈った。


朝になった。

シェパニャーは全身が自由に動かなくなっていたが、気力で立ち上がり

教会へと戻っていった。

もう10歳くらいになるし、ひょっとしたらもう戻っているかもしれない。

そう願い続けた。



教会へ着いた時、中から人の気配がした。

安堵の笑みを浮かべたシェパニャーは、走りながら・・・

教会のドアを空け娘の名を叫んだ。





どれくらい流されたのだろうか。

クインメーは岸に打ち上げられいた。

しばらく仰向けのまま動けなかった。

口の中がジャリジャリする。


助かった・・・

ほっとすると同時に、記憶が甦ってくる。

父親同然のシェパニャーから食物を奪い、舌打ちをした人間。

再び憎悪に燃え歯を食いしばった。

口の中、左奥歯のあたりが傷む。

食いしばりすぎて歯が割れてしまったのだろうか。

若干左頬が腫れている気がする―――

が、そんなことはどうでもいい。

娘は立ち上がりあたりを見回した。

幸い、遊びに来たことのある岸で、教会まで充分に歩いて帰れる距離だった。


ふと太陽の位置を見て驚いた。

最初の祈りの人間が舌打ちをした。そいつに川に落とされた。

かなり流されていたのも覚えている。

なのに太陽はまだ東にある。

つまり丸1日、あるいはそれ以上姿を消してしまったという事。

シェパニャーが心配しているに決まっている。

シェパ・・・お父さんは、自分の食事よりも2人でいれる事を幸せだと言った。

寂しい思いはさせてはいけない。

必死で走った。

靴も流されてしまい裸足に急流の岸の石は痛かった。沢山血が出たが

必死で駆けた。もうすぐ帰るからね!





教会へ着いた時、中から人の気配がした。

安堵の笑みを浮かべたクインメーは、走りながら・・・

教会のドアを空け父の名を叫んだ。







中にはシェパニャーがいた。








シェパニャーの笑顔が迎えてくれた。








シェパニャーはテーブルの上にいた。








首だけだった。








隣には・・・自分を川へ投げた人間がいる。赤い色の付いた刃物が落ちている。

父と二人で育てた食物を手に、うっすらと太陽のように笑いを浮かべている。



お前生きてたのかよ。




聞こえない・・・




腹が減ってよ~、俺が死ぬところだったぜ~。




聞こえない。



もっと食料を作っとけよ~。足りねぇよ。

黙れ!!!!



クインメーが睨み付けると、人間はたちまち炎に包まれた。



呻き声も聞こえない。




人間の全てを焼き尽くすと、静寂が訪れた。



娘はその優しい微笑みを浮かべた首を取り、抱き締めて泣いた。


涙も涸れた頃、疲労からかそのまま倒れて眠りについた。


シェパニャーの夢を見た。

一人にしてしまってすまない。―謝ってばかりだね。

頑張って畑を作って、お腹がすかない様にしないとね。―うん。

ここへ祈りにきた人には優しくするんだよ。―・・・・・・

お父さんとは呼んでもらえなかったなぁ。―これからいっぱい呼ぶよ。

それじゃあ、少し休むよ。 おい、起きろ!

と、誰かに起こされた。

神父様はいないのかい?



そういいながら顔を覗かせた人間は、娘の抱えている首を見て尻餅を付いた。

次の瞬間には走り去っていった。



辺りを見回すとシェパニャーの胴体があった。

そっと首を付けてみる。


手を離すと、再び首は離れてしまう。



娘は教会の裏へ回り、穴を掘り、シェパニャーを埋めた。


しばらく佇んでいると、畑のほうから声がする。


おい、それは俺のだ!

何を言う!もうそんなに持ってるじゃないか!


人間が畑を漁り、踏み荒らしている。


クインメーが近づくと、人間達は気が付いた。

お、神父さんの娘じゃないか。神父さんはどうしたんだ?

畑をほったらかしにして!


もう父はいません。今日からは私が畑を作ります。


は?子供に、しかも女に出来るかよ。ったくよ~。

俺達が飢えちまうじゃねえか!!


怒りを抑え、祈りを促した。


食料が手に入らないなら、祈る必要なんて無いだろうが!

こんな時代だから、さすがの神父様もドロンってか!



我慢は覚えたが、怒りの抑え方は分からなかった。

対峙した、二つの人間という固体は業火の中に消えていった。

遠くで見ていた巡礼者は逃げ出した。



不思議な力を使えるようになっていた。

ただ、力を使う度に心に黒い影が出来ていくような気がする。

遠い昔の誰かの記憶も体に入ってくる。地球の泣く声も聞いた。


眠りにつくと、不思議と自分の体を意識だけが離れ、自由に

飛び回ることが出来た。


意識だけで好きなように形を変えられて、雷や炎は自在に操れるように

なっていた。


この不思議な現象と力を調べようと書物庫へ入り浸った。

物理法則~幻想~希望~現実~危険思想~オカルト~医術~歴史

年月は重なったが、膨大な量の書を読んでいく内に、一つの答えを見出した。

こんな世界を作り出したのは、他でもない人間のせい。


こんな荒んだ世界、人間が一切いなくなれば地球が泣く事もない。

全てを根絶やしにして、ゼロから始まればいい。

始まらなくてもいい。もうシェパニャーとの生活は返ってこない。


魔女になろう。世界中の生きている人間を後悔させてやらねばならない。



シェパニャーが付けてくれたクインメーという名前。

このままでは使いたくない。何か考えよう。何でもいい。




全てを無に返してあげないと!

意識だけ飛ばしても夢で見てしまうのが残念だけど、仕方が無い。

この世界を、シェパニャーと過ごした平和な日々を取り戻すために。




毎日シェパニャーの為に祈り、世界の為に人間を消す。




人類滅亡促進の為、クインメー、一世一代の魔女物語がここに始まる。









というか、もう始まってましたねwwwwwww

なんか、構想は頭に浮かんできて2時間もかけて作ってましたw

おかげでこんな時間wwww4時とかw起きれなかったらメアのせいだ!

時系列の違う物を組み合わせるって難しいですけど、好きみたいです。

序盤、ありがちな設定の地下の書物庫とか、終盤、ここで使えるじゃんw

とか、いきあたりばったりでした。

あと、父と娘が教会へ着き、点と点が繋がった後、どっちの視点でいくか迷いました。

娘がやられて父が仇を討つも、父は瀕死に陥り、天国から見ていられないメーが

幽体となって現れ父の為に祈り、世界を救おうwとかね。。。

なんとか、慈悲ネタもってきたかったんですが、眠くてそれどころではないです;

というか、あまり小説とか読まないので、普段読む人には苦しい文章ですかね;;

もっと、風景とか五感に訴えるとか、そういうものを取り入れたらいいのかな??

でもまぁ・・・あれですよ。

マルですからwww諦めてくださいw

一応、女王編はこれで終わります。

カトン編は続きがイメージ出来ましたw

なんかこうやって妄想ばっかりしてると、バカになりそう。

皆様の素直なご意見が聞いてみたいです。。。怖いけど。。。
コメント
この記事へのコメント
メェエエエエン!
2010/02/12(金) 05:53 | URL | レーメン #-[ 編集]
第一話を読んだ時、設定は面白い…
けど、今ひとつ唐突な感じが残りました。
第二話を読んで、なるほど…と、納得できました。
こういう展開は好きですね~
女王メア編は、これで終わりということですが、また新しい話が思いついたら、是非続きを書いて欲しいですね。
次はカトン編とのことですが…

昔、アイザック・アシモフのSFを読んだ時、ロボット編や銀河帝国編、ファウンデーション編などがありましたが、徐々にその三つが関わり合っていき、大変面白かったです。
そんなのを…少し、期待してみたり…

コルムにログイン出来ず、ゆっくりと拝読させて頂きました。
2010/02/12(金) 09:54 | URL | あたる #eLnC4.eo[ 編集]
やっとマトモに読んだよ!
頭を坊主にしちゃったからボーってなってたw
それが治ったからね。読んでみたよw

一番面白かった(笑った)ところは

シェパニャーは神父ながら人なつこく、犬だ犬だ!とよく言われていた。

っちゅう一文。

吹いた。

すまん。

普通の感想文いくねw

シェパニャーがろくに食べもしないで作った作物を分けてあげてたのに「すくねー」とか言って、最後にはシェパニャーを殺してしまう人間が憎くて仕方なかったね。そんで、なんでメーが魔女になったかよくわかったね。存在自体が可哀想な人類を可哀想ではなくしてあげる為だったんだね。偏ってるね。こわいね。
キャラクターの書き方がすごい上手だし、リズムがいいので読み出すと引き込まれるね。

イムカトゥーン変も期待してます。

たのし~み
2010/02/13(土) 08:35 | URL | ライトニン #-[ 編集]
>冷麺

やっぱり、うるさかった・・・

>あたるc

大筋を除いて展開は全て書きながらアドリブなのですが気に入って頂いて幸いでございまし!
アイザックって人の話、見てみたんですが、すごい面白そうですね!
考えてみたいと思います!!

>ライコニン

坊主好きだね^-^
魔女になった理由も書いてて変わっちゃったけど、結果オオライかな!?
そんな世界にならないようにしないとね!
カトン変がんばるの!!
2010/02/13(土) 13:06 | URL | まる #-[ 編集]
続き読んで魔女になった理由がわかっておもしろかったよw

もう始まってましたねってまるは言ってるけど、結末→過程の順で読むのも好きw

まず見たのが更新時間w

読んでて眠かったんだろうなってちょっとわかった。。。w

ふざけた感が出てないんだもん(*´艸`)

2010/02/15(月) 19:19 | URL | mea #EvmDRqhQ[ 編集]
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